「必勝?コツコツトレード」

情けない話ですが、それまでは、証券会社のクイックで相場を見ていました。
しかし、若い人たちから、5分足チャートや株価のリアルタイムの更新ができる
MSの方が、素早く動くことが出来ると教えられ、新たにDLJ証券に口座を作り
MSを使うことにしました。
まさに、私にとって、MSは今までの相場を一転させるほどの、衝撃でした。
今まで自分がやって来たスタイルが、いかに時代遅れのものか、痛感しました。
デイトレードは、素早い判断が求められるので、スピードの違いは大きいですね。
◎5分足チャートに挑戦
若手の旗手のよしきさんが、「SB(ソフトバンク)の攻略方」を教えてくれたので
まずは、5分足チャートで、素早く動く練習をはじめました。
出来高が多くて、値動きの大きい銘柄の方が、5分足が解り易いそうなので
他に、アラビア石油・セガなどの動きにも注目していました。
人気のある銘柄は、素人が多く参加しているので、勝て易いという言葉に
なるほど・・と、感心して、攻略方を試してみました。
その1、気配の逆を狙う。(買い気配で始まれば、売りで待機)
その2、寄り付きの値段を、抜けた方へ動く。
その3、長い3本陽線・3本陰線が出ると、反転する。
他にも、チャートの本などを参考に、収束形から抜けた方に付く方法もあります。
◎ハイリスク・ハイリターン。
しかし、実際に5分足チャートを見ながら判断するのは、大変でした。
値動きの大きい株ほど、判断を間違えると大きな損失になります。
それに、プロの多くの資金が動くので、板が当てにならないのです。
10万株以上の買い待ちがあるから、下には抜けないだろうと考えて買っても
あっと言うまに食われて無くなってしまい、慌てて損切りすることになりました。
毎日がハラハラ・ドキドキで、上手く行けば直ぐに利食いをしてしまい、失敗すると
損切りが遅れて、痛い目にあいました。
結局、ハイリスク・ハイリターン。は、変わらないのです。
動きの大きい株は、中年の私には、難しいのではないかと、悟りはじめました。
◎ローリスク・ローリターン。
そんな中、持ち合い相場の動きに注目しました。
上値にも重い売り板があり、下値にも厚い買い板があり、どちらに抜けるか
迷っていて、行ったり来たりしている銘柄のことです。
この銘柄の少しの値幅を、上手く取れないかと考えました。
この銘柄なら、上値の利益は小さいですが、下値にも抵抗線があるので、
逃げ遅れて大きく損をすることは、無いだろうと考えました。
そこで、上値と下値の抵抗線が、3円幅くらいの低位株に目を付けました。
なぜ低位株かというと、利益率が有利だからなのです。

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◎「コツコツトレード」の考えとやり方

基本は、個別銘柄のチャートによって判断しますが、割安感があり、押し目買いの入り易い
低位株を狙います。
松井証券の場合、300万以内の手数料が、3000円なので、
150円以下の銘柄で、1万株買って、1円の利益を出せば、7000円の儲けです。
150円~300円以下の銘柄だと、1円の利益だと、4000円の儲けで手数料が6000円なので
松井証券の儲けの方が多いので、2円の利益を狙います。以下
300円~450円以下    3円狙い。
450円~600円以下    4円狙い。
600円~750円以下    5円狙い。

○上値と下値に壁があり、持ち合い相場になっている銘柄を選びます。
   (5円・10円の区切りで、抵抗線が引かれることが多いです。)
○割安感のある銘柄で、押し目買いが入り易い銘柄を選びます。
   (ロウソク足で、よく下髭が出ている銘柄が良いと思います。)
○10銘柄以内に絞り込み、今日の 値動きの幅を意識して、買うポイントを決めます。
   (注:下値の抵抗線の前が、ポイントになりますが、約定しないことも多いです。)
○寄り付きで跳び乗りせず、日経平均の方向性を見ながら待ち伏せる。

利食いは、約定したら直ぐに売り指値を入れますが、早売りになってしまう事が多いので
板の動きで、相場が強そうな時は、1円プラスしても良いと思います。
予想が外れて買値より下がった場合、+-0を目標に、戻したところで逃げます。
戻りが無い場合でも、下値に抵抗線があるので、損失も少なくてすみます。

最近は、上手く行っていますが、早売りでチャンスを逃がすのが悩みになってます。

「◎コツコツトレード」は正しいのか?

本来、デイトレードは、1日で何度も取引きを繰り返し、少ない利ざやを 積み重ねていく
投資スタイルなので、今回のコツコツトレードは、比較的、近い方だと思います。
しかし、アメリカのトレードのやり方は、1分足・5分足チャートの動きを基本にしているので、
このやり方は、笑われてしまうかもしれません。
銘柄選びによって、作戦は変わってきますが、いろいろ試してみるのが良いでしょう。
「コツコツトレード」が正しいとは言いませんが、このセコイやり方もありだと思います。
◎トレード回数を積んで体で覚える。
やり方が正しいか・正しくないかは別として、自分にあったスタイルを見つける事が、
トレードを長続きさせ、自分のトレード技術を身に付けることになります。
結局、トレード回数を重ねて、体で覚えるしかないような気がします。
回数ばかり多くて、手数料を証券会社に儲けさせるだけだと言う意見もありますが、
未だに、ホールドを繰り返し、相場を見ているだけより、いろいろ試して、経験を積む方が
デイトレーダーとして、成長できる近道だと考えるように成りました。

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